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ご紹介したお仕事④ 自主製品販売会

お元気ですか185号 平成30年12月

今回は、よこはま障害者共同受注総合センター(受注センターわーくる)の研修・出店の取り組みを紹介する。

三十年度第一回登録事業所向け研修会

受注センターわーくる連絡会で出された「施設長や職員の意識改革に結びつく研修会を」という意見を受け、十月十日、研修会「受注や工賃アップにつながる意識改革、業務改善」を開催、五十六名の参加者があった。講師は、株式会社恋する豚研究所代表取締役の飯田大輔氏。  

同氏が理事長を務める社会福祉法人の就労継続支援A型事業所で製造した精肉・ハム・ソーセージを「恋豚」ブランドとしてデパート・スーパーで販売。直営レストランの運営も行っている。「商品にストーリーを作る」「地元のものを使う」「デザインの重要性」「どんな人に売りたいかを設定する」など、商品販売戦略を具体例を交えながら伝えていただいた。

また飯田氏は、「大切なのは、工賃よりも、障害のある方が社会に出ることでいかに地域課題の解決に結びつくかという視点。そのためには地域を俯瞰して見て、何が求められているかを知ること」とコミュニテイとのつながりを強調。高齢化で手つかずとなった栗林を手人れし、収穫した栗で高齢者食事会を開催する取組例は、障害者事業所が地域で担える役割や可能性を示唆したものであった。

参加者からは、「障害者支援という狭い視点で考えていたが、社会全体に目を向けることが大切と知った「熱い心が冷めないうちに何をすべきか見えた気がする」などの感想があり、意識を変えるきっかけになったようだ。

企業などの協力で、自主製品販売会を開催

ソニー生命保険㈱横浜ライフプランナーセンター(西区)に勤務する方々の所属するJAIFA(ジェイフア)ソニー神奈川様は、障害者とふれあうことで障害者に対する理解を深めたい、との思いから、総会の際に障害者事業所の販売会を実施している。そこで、「横浜市内の事業所もぜひ」という依頼を受け、ゆめづくり三番館、エヌ・クラップ(共に西区)を紹介、十月十一日に出店した。

販売会が始まると、売場には多くの人だかり。パン・焼菓子・レトルトカレー等が好評の内に完売した。

出店した事業所は、「係員の方が呼び込みを手伝ってくださり、とてもよく売れて感激した」「次回は他にないアイテムを揃え、より多く販売したい」と話していた。

次回、来春には、手工芸品の事業所にも拡大するよう、相談していくこととなった。

また、大山ねずの命神示教会様(南区)からは、地域に貢献したいとのことで、全国からの信者参拝時に販売会の機会をいただき、九月二十四日・十月二十日で延べ十事業所が出店した。両日とも盛況で「次年度以降も継続したい」とのお話しをいただいた。



大山ねずの命神示教会様での出店の様子


このような出店を通 じ、事業所のことを多 くの新たな人に知って いただく機会となった。