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ご紹介したお仕事② 歩道落ち葉清掃
お元気ですか１８９号 令和元年１２月
中土木事務所では、今年度初めて、区内十二道路の歩道落ち葉清掃をわーくるを通じ障害者事業所へ委託した。近年では、夏の猛暑対策として街路樹の役割が見直され、木陰を作るために剪定を最小限としている。そのため、秋に増えてしまう落ち葉の対策が必要となったからだ。
イチョウ並木が有名な日本大通りの清掃を担っているのが、中区山下町のクローバー。生活支援員の山田さんは「屋外の作業は未経験だったが、作業の幅を広げたいと考え受注を決めた。
十月から十二月と期問限定だったため、試行的にも始めやすかった」と話す。午前十時から作業に入れるよう、ホウキやチリトリなどの清掃用具、ごみ袋などを手に、事業所から歩いて現地へ。
土木事務所から貸与されたビブスを着用し、今日の進め方を確認してから作業開始。ここは落ち葉だけでなく、踏みつぶされたギンナンが路面に張り付いており、掃くだけでは取り除けない。
目地に入り込んだものまで丁寧に剥がして集める。作業の様子を見た郵便局の職員さんから、「ありがとうございます。本当に助かります」と笑顔で声をかけられる場面も見られた。
作業に関わっているメンバーからは、「掃除が終わった後を振り返り、きれいになった道路を見てやりがいを感じた」「一日太陽を浴びないこともあるので、半日でも掃除を通して外に出て作業できるのは嬉しい」などの声があり、前向きに取り組んでいる。
中土木事務所道路係の厚川さんは、「クローバーさんをはじめ、一生懸命取り組んでくださる事業所に依頼できて良かった。依頼する事業所数が多く心配だったが、わーくるが間に入ることで事業所とのやり取りがスムーズにできた」と話す。
このような、新たなニーズにも多くの事業所が関われるよう、わーくるでは丁寧な コーディネートを心がけている。